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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなく この分解立体図を参照する必要があることを示します。
外部構成部品の取り外し
スクリュー(17)を外し、オイルブリーザーバルブ(1)をエンジンからOリング(2)と共に取り外します。 Oリング(2)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
オイルフィルターサポートのニップル(6)とバイパススプリング(7)をゆるめて外します。
クラッチクランクケースからネットフィルター(A)を取り外します(セクション4 - 3、クーラントの交換)。
エキゾーストキャップ(10)とシール(9)を取り外します。
ツール(部品番号: 88713.3407)を使用して、ギアチェンジポジションセンサー(4)を取り外します。
適切なツールを使用して、ヘッド固定スタッドボルト(5)を取り外します。
エンジンセンサー(23)を取り外すには、スクリュー(25)を緩め、ワッシャー(26)を回収します。
Oリング(22)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
外部部品の取り付け
クランクケース上にOリング(22)が取り付けられていることを確認してください。
エンジンセンサー(23)をクランクケースの所定の位置に取り付けます。
ワッシャー(26)付きスクリュー(25)を取り付け、10 Nm (最小9 Nm - 最大11 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3, エンジン締め付けトルク)。
エンジンセンサー(23)とタイミングギア(13)間の距離をシムを使って点検します。 測定値は0.60.8mmでなければなりません。
Oリングシール(2)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
オイルブリーザーバルブ(1)を潤滑したOリング(2)とともにエンジンブロックに取り付けます。
スクリュー(17)を10 Nm (最小9 Nm - 最大11 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
バイパススプリング(7)をニップル(6)に取り付け、ニップルのサイドに規定のネジロック剤を塗布し、クランクケースに差し込みます。 オイルフィルターカートリッジサポートのニップル(6)をクランクケースに当たるまで差し込み、二つの印(A)の間の所定の位置にスプリングを取り付けます。 ニップルを42 Nm (最小38 Nm - 最大46 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
シール(9)をオイルエキゾーストキャップ(10)に挿入します。 シャープ(B)のあるサイドがチェーン側のクランクケースに向くようシールを配置します。
キャップのスレッドを清掃し、キャップのスレッドに沿ってTHREE BOND TB1215をコードに塗布し、すべての円周(360°)に均一にわたるようにします。
シール(9)付きエキゾーストキャップ(10)を取り付け、6 Nm (最小5 Nm - 最大7 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3, エンジン締め付けトルク)。
参考
締め付けの後、余計なシーリング剤を取り除きます。
ツール(部品番号: 88713.3407)を使用して、ニュートラルギアチェンジポジションセンサー(4)を取り付けます。
ネットフィルター(A)を取り付けます(セクション4 - 3、エンジンオイルとフィルターカートリッジの交換)。
ボルト(5)のOリング(16)の状態を点検し、必要に応じて交換します。
ツール(C)を使用して、Oリング(16)をボルト(5)の所定の位置(D)を取り付けます。
クランクケースにスレッドにロック剤を塗布したボルト(5)を取り付け、30 Nm (最小28 Nm - 最大32 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。 作業には適切な一般的なツールを使用します。
取り外されている場合は、ドエル(24)に規定ネジロック剤を塗布し、15 Nm (最小13.5 Nm - 最大16.5 Nm)のトルクで締め付け(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)、キャップ(8)にシール(3)を取り付けます。 シールは鋭角面をクラッチ側クランクケースへ向けて配置します。 取り付けの際、キャップ(8)のスレッドに規定のネジロック剤を塗布し、クランクケースに差し込み、15 Nm (最小13 Nm - 最大17 Nm)のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)。
 
 
タイミングシャフトギアの取り外し
ジェネレーターカバーとフライホイール/ジェネレーターユニットの取り外し
タイミングレイギア(13)のドライブギア(A)およびキー(14)をクランクシャフトから引き抜きます。
ナット(11)および安全ワッシャー(12)を真直ぐにします。
穴の1つにピンを差し込み、トランスミッションギアを固定し、固定ナット(11)を緩めて外します。
ナット(11)、ワッシャー(12)、タイミングドリブンギア(B)、およびタイミングレイシャフトキー(15)を引き抜きます。
タイミングシャフトギアの取り付け
取り付け作業に入る前に、タイミングギア(13)の摩耗状態をチェックし、必要であれば交換します。
重要
2つのタイミングギア(13)は必ずセットで交換して下さい。
 
取り付け作業は、取り外し作業と逆の手順で行います。
警告
ドリブンギア(B)を挿入する際、タイミングレイシャフトにキー(15)が正確に取り付けられたか確認し、キーとギアの溝を合せ、ドライブギア(A)のパンチポイントとギア(B)を合わせるようにします。
重要
取り付けの最後にワッシャー(12)が外れないようにナット(11)側に曲げられているか確認して下さい。
 
ジェネレーターカバーおよびフライホイール/ジェネレーターユニットの取り付け
スターターアイドルギアの取り外し
ジェネレーターカバーとフライホイール/ジェネレーターユニットの取り外し
トランスミッションピン(21)をギア(19)及びワッシャー(20)と共に抜き取ります。
警告
クランクケースの内部にワッシャー(20)が落ちないよう注意してください。
ここでイグニションエンジンをセクション6 - 3、スターターモーターに示す通り取り外すことができます。
イグニションエンジンギアの取り付け
ピン(21)にワッシャー(20)及びギア(19)を取り付け、ピンをクランクシャフトに当たるまで差し込みます。
 
ジェネレーターカバーおよびフライホイール/ジェネレーターユニットの取り付け