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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなく この分解立体図を参照する必要があることを示します。
ウォーターポンプの取り外し
ウォータープンプカバーからのクーラントシステムホースの取り外し
参考
説明をわかりやすくするために、図中のエンジンはフレームから取り外されています。
 
オルタネーターカバー(16)にウォーターポンプカバー(12)を固定しているスクリュー(13)及び(18)を緩め、取り外します。
ウォーターポンプカバー(12)を取り外します。
ポンプに付着したクーラントの沈殿物をきれいに取り除きます。 ローター(10)のシャフトを回転させて、ベアリングの摩耗状態を確認します。 遊びが大きすぎる場合は、以下に示す手順で交換します。
ローターのシャフト上にあるゴムリング(3)を取り外し、その下にあるワッシャー(4)を取り外します。
ローター(10)を外側からシール(9)と共に抜き取ります。
セラミックワッシャー(A)及び外側にあるシール(B)を回収します。
スクリュー(1)をワッシャー(2)と共に緩め、取り外します。
ローターのサイドから適したドリフトで作業し、先端のベアリング(5)の内部リングをカバーから出るまで押します。
もう一つのベアリング(6)も同じ方法で取り外します。
カバーの内部から作業し、メカニカルシール(9)のカウンターフェイス(8)を取り外します。
インナースペーサー (7) を取り外します。
メカニカルシールの部品状態を点検します。 亀裂、ひずみ、および極度の摩耗の紛失がないか点検します。 損傷が激しい場合は、両方の部品を交換する必要があります。
ウォーターポンプの取り付け
カバーの所定の位置、再使用部品及びローターのシャフトを念入りに清掃し、エンジンのイルで潤滑します。その後、以下の手順に従って取り付けます。
ドリフト(部品番号:88713.0869)を使用して、ローターのシャフトに新しいメカニカルシール(9)を取り付けます。
カバーの内側からインターナルスペーサー(7)を外側に向けたシャープ(A)のサイドに取り付けます。
エクステリアルリングに作用するドリフトを使用して、カバーに向けたシールド側にベアリング(6)をスペーサー(7)の奥まで入れます。
もう一つのベアリング(5)を上記の奥まで挿入します。
規定ネジロック剤を塗布します。
ワッシャー(2)付きスクリュー(1)2本を取り付け、10 Nm (最小9 Nm - 最大11 Nm)のトルクで締め付けます。(セクション3 - 3, エンジン締め付けトルク)
カバーをひっくり返し、ドリフト(部品番号:88713.0870)を使用してカウンターフェイス(8)を図に示した向きにスペーサー(7)の奥まで挿入します。
密閉シール(B)及びセラミックワッシャー(A)を挿入します。
セラミックワッシャー(9)と共にローター(10)のシャフトを挿入し、カバーをひっくり返します。
スペーサー(4)を図のように向けて挿入し、ゴムリング(3)ですべてを固定します。
ローター(10)を回転させ、異常な摩擦なしに自由に回転することを確認します。
ポンプカバー及びオルタネーターカバーのカップリング表面を入念に清掃します。
ウォーターポンプカバー(12)に、図に示したように液状シールを塗布します。
心出しダウェル(11)を挿入し、オルタネーターカバーにカバー(12)を取り付けます。
カバー固定スクリュー(13)及び(18)を差し込みます。
スクリュー(13)を10 Nm (最小9 Nm - 最大11 Nm)のトルクで締め付けます。(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)
スクリュー(18)を13.5 Nm (最小12.5 Nm - 最大14.5 Nm)のトルクで締め付けます。(セクション3 - 3、エンジン締め付けトルク)
規定の作業をおこなうため、取り外した部品を再度取り付けます。
 
ウォーターポンプカバーへのクーラントシステムホースの取り付け
 
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