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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなく この分解立体図を参照する必要があることを示します。
リアビューミラーの取り外し
スクリュー(6)及び(7)を緩め、リアビューミラー(23)及び(22)を取り外します。
警告
左のミラーのスクリュー(6)には左巻きのスレッドがあります。
リアビューミラーの取り付け
リアビューミラー(23)及び(22)にスクリュー(6)及び(7)を差し込みます。
スタンド(15)にリアビューミラー(23)及び(22)を挿入します。
スクリュー(6)及び(7)を40 Nm ± 10 %のトルクで締め付けます( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
ハンドガードの取り外し
ハンドガードの取り外し方法は両方に共通です。 以下、右ハンドガード(17)の取り外し方法を説明します。
リアビューミラーをこのセクションの"リアビューミラーの取り外し"の章に示す通りに取り外します。
クランプにハンドガードを固定しているスクリュー(9)を緩め取り外します。
固定スクリュー(13)を緩めて外し、アンチバイブレーションラバー(12)を回収します。
スクリュー (10) を緩めて外し、スペーサー (20)を回収します。
フロントターンインジケーターコネクター(D)の接続を外し(セクション 6 - 1、モーターサイクルの配線の取り回し)、右ハンドガード一式を取り外します。
必要ならば、スクリュー(19)を緩めて外し、分解します。
ハンドガードの取り付け
ハンドガードの取り付けは以下の順におこないます。スクリュー(19)を0.45 Nm ±10%のトルクで、スクリュー(13)を2 Nm ±10%のトルクで、スクリュー(9)を5 Nm ±10%のトルクで固定します。( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)
スクリュー(10)を10 Nm ±10%のトルクで締め付けます。( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)
リアビューミラーをこのセクションの"リアビューミラーの取り付け"の章に示す通りに取り付けます。
 
ハンドルバーの取り外し
メインケーブルからコネクターの接続を外し、スクリュー(H)を緩め、右スイッチ(G)を取り外します(セクション 6 - 1、モーターサイクルの配線の取り回し)。
メインケーブルからコネクターの接続を外し、スクリュー(M)を緩め、左スイッチ(L)を取り外します(セクション 6 - 1、モーターサイクルの配線の取り回し)。
クランプ (3) を固定しているスクリュー (21) を緩めて外します。
ハンドルバーを固定しているクランプ (3) を取り外します。
ハンドルバー (2) をステアリングヘッドの所定の位置から取り外します。
ツイストグリップ(26)を取り外す場合は、本章の初めにある分解図を参照してください。
スクリュー(4)を緩め、ステアリングヘッドからボルト(8)を取り外します。 ワッシャー(5)を回収します。
ハンドルバーの取り付け
ステアリングヘッドからスペーサー (24) を取り外した場合は、シリコンオイルスプレイで潤滑してください。
図示のように、スペーサー(24)をステアリングヘッドの穴の軸に合わせて、いっぱいまで打ち込みます。
作業の終了時に、部品から余計な潤滑剤をふき取ってください。
スクリュー (4) のアンダーヘッドとネジ部に規定のネジロック剤を塗布します。
ボルト (8) にワッシャー (5) と一緒にスクリュー (4) を取り付けます。
ボルト (8) をステアリングヘッドに取り付けます。
スクリュー(4)を25 Nm ±10%のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
ハンドルバー (2) をボルト (8) の所定の位置に取り付けます。
ハンドルバーのパンチポイント(F)はボルト(8)から等距離にあり、ボルト面と直線上になければなりません。
規定グリースをスクリュー (21) に塗布します。
クランプ (3) を取り付け、スクリュー (21) を差し込みます。
スクリュー(21)を図のように1-2-3-4-3の順に25 Nm ±5%のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
ツイストグリップ(26)の取り付けは、本章の初めにある分解図を参照してください。
左側スイッチ(L)を取り付け、スクリュー(M)を1.3 Nm ± 10 %のトルクで締め付け(セクション 3 - 3、フレーム締め付けトルク)、メインケーブルにコネクターを接続します(セクション セクション6 - 1、モーターサイクルの配線の取り回し)。
右側スイッチ(G)を取り付け、スクリュー(H)を1.3 Nm ± ±10 %のトルクで締め付け(セクション 3 - 3、フレーム締め付けトルク)、メインケーブルにコネクターを接続します(セクション セクション6 - 1、モーターサイクルの配線の取り回し)
 
警告
ハンドルバーおよび関連部品をすべて取り付けたら、ハンドルバーをいっぱいに切り、プレキシガラスカバー調整ノブ(A)が一番高い状態で車体のどこの部分にも邪魔しないことを確認してください。
プレキシガラス性の部が車体の部品に(ハンドルバーなど)に接触する不具合がある場合、車体の状態が完璧になるまで、すなわちハンドルバーのノブの干渉なしにハンドルバーを切ることができるよう、ストローク(B)及び関連ナット(C)の調整をおこなう必要があります。 左に完全に切った状態のハンドルがタンク上のクラッチシリンダーフィラーに干渉しないか、完全に右に切った状態ではスロットルグリップがタンクに干渉しないかを点検します。
スロットルコントロールケーブルの調整
スロットルケーブルの調整については、セクション4 - 3、スロットルコントロールケーブルの調整を参照してください。
スロットルコントロールの取り外し
ハンドルバー上の密閉キャップ(25)を取り外します。
スロットルコントロールケーブル保護用ラバーキャップ(A)を少し抜き出します。
スロットル(26)コントロールのスクリュー(B)を緩め、コントロールを開けます。
ニップル(C)を所定のベースから抜き取って、スロットルコントロールケーブル(11) をプーリーから外します。
スロットルコントロール(26) をハンドルバーから取り外します。
 
参考
スロットルコントロールケーブルの交換の際には、スロットルボディーから取り外す必要があります(セクション 8 - 6、フィルターボックス及びスロットルボディの取り外し)。
スロットルコントロールケーブルはアジャスターとセットで販売しています。
スロットルコントロールの取り付け
スロットル制御ケーブル (11の先端、および制御装置のプーリーを規定のグリースで潤滑します。
閉鎖ケーブル(11)にはホース上に黄色の文字が書いてあり、一方オープンケーブル(11)にはホース上に白色文字が書いてあります。
スロットルコントロール部品の取り付け作業は、スロットルカバーをハンドルにある穴に配置して、取り外し作業と逆の手順で行います。
スロットルコントロール(26)のスクリュー(B)を10 Nm ±10%のトルクで締め付けます。(セクション3 - 3, フレーム締め付けトルク)
参考
スロットルコントロールケーブルの取り回しについては、次頁の図を参照してください。
スロットルコントロールケーブルの取り回し
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