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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなく この分解立体図を参照する必要があることを示します。
リアサスペンションシステム
リアサスペンションには、リバウンドおよびスプリングプリロードの調整が可能な油圧式モノショックアブソーバー (2) が使用されています。
ショックアブソーバーは、下部がスイングアームと、また上部がサブフレーム後部とピボット接続されています。 このシステムは車両に高い安定性をもたらします。
リアショックアブソーバーMTS 1200 ABSの調整はセクション4 - 3、リアショックアブソーバーの調整(MTS 1200 ABS)を、MTS 1200S ABSはセクション6 - 5、インストルメントパネルシステム(ダッシュボード)を参照してください。
リアショックアブソーバーの取り外し
1200 ABSモデルについて、プレロードの調整ノブ(A)を取り外すにはスクリュー(7)を緩めます。
1200 S ABSモデルについて、ライダーシートを取り外します( セクション5 - 3、シートの取り外し)。
メインケーブルからショックアブソーバーの拡張タンク(C)コネクター(B)の接続を切断します。
スタンド(8)の固定スクリュー(9)を緩め、所定の位置から拡張タンク(C)を取り外します。
保護キャップを解除するためバンド(D)を取り外し、リアショックアブソーバーのコネクター(E)及び(F)の接続を切断します。
車両からリアショックアブソーバーを取り外すには、アッパースクリュー(1)およびアンダースクリュー(4)を緩めます。
リアショックアブソーバーのオーバーホール
重要
ショックアブソーバー機能のあらゆる問題については、Öhlinsの認可サービスセンサー (MTS 1200S ABS)、又は、SACHSの認可サービスセンサー(MTS 1200 ABS)にお問い合わせください。
リアサスペンションの取り付け
アッパースクリュー(1)及びアンダースクリュー(4)のスレッド及びアンダーヘッドを規定のグリースで潤滑してください。
リアサブフレームにショックアブソーバーの上部を挿入し、スクリュー(1)を取り付け、フォークにショックアブソーバーの下部先端を挿入し、スクリュー(4)を取り付けます。
スクリュー(1)及び(4)を42 Nm ± 5 %のトルクで締め付けます( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
1200 ABSモデルについて、外れた場合は、左サブフレームの指示した場所に図に示した向きにスタンド(5)を取り付け、スクリュー(6)を差し込みます。
スクリュー(6)を10 Nm ± 10%のトルクで締め付けます( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
1200 ABSについて、サポートスタンドにプレロードの調整ノブ(A)を取り付け、スクリュー(7)を10 Nm ±10%のトルクで締め付けます( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
1200 S ABSモデルについて、拡張タンク(C)にスタンド(8)を取り付けます。
スタンド(8)の固定スクリュー(9)を10 Nm ±10%のトルクで締め付けます( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
メインケーブルにショックアブソーバーの拡張タンク(C)コネクター(B)を接続します。
ライダーシートシートの取り付け セクション セクション5 - 3、シートの取り付け
リアショックアブソーバーのコネクター(E)及び(F)を接続し、保護キャップを取り付け、バンド(D)で固定します。
 
 
 
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