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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の横の写真ではなく この分解立体図を参照する必要があることを示します。
リアホイールの取り外し
リアスタンドを使って車体を立て、ギアを1 速に入れます。
クリップ(6)を取り外します。
適切なソケットレンチを使用して、ホイールナット (1) を緩めます。
ナット(1)を完全に外し、ワッシャー(2)とスペーサー(3)を抜き取ります。
リアホイールを車体から取り外します。
リアホイールのオーバーホール
ホイールリムの状態を確認します。
このホイールリムにはベアリングがないので、ホイールリムを適切に保持するには、サービスピン(部品番号:88713.2951)が必要です。
参考
このサービスピンを使用すると、ホイールをアライメントシステムに取り付けることも可能です。
リムのオーバーホール
ホイールリムの状態を以下の手順で点検します。
リムを目視で点検し、変形、溝、割れ目がないことを確認します。 必要な場合は交換します。
リムをコード 88713.2951 の補助シャフトに取り付けます。このとき専用の固定ツールを使用してください。
必要に応じて保持したダイヤルゲージを使って、シャフト軸に対するホイールリムの横振れおよび直径差を測定します(セクション3 - 1.1、リアホイール)。
測定された値が許容範囲にない場合は、リムを交換してください。
リアホイールの取り付け
ホイールシャフトのスレッド先端を規定のグリースで潤滑します。
(A)をシャフト(B)に合わせてシャフトにホイールを挿入します。
スペーサー(3)をホイール、ワッシャー(2)の向きに円錐表面に取り付け、ナット(1)に規定のグリースを塗布し、ナット(1)を手で挿入します。
ナット上の穴がホイールシャフト上の穴と合っているかを点検し、ナット(1)を230 Nm ±10%のトルクで固定します(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
クリップ(6)を取り付け、図に示した向きにシャフトにある穴の一つの先端に挿入します。
 
 
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