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ダッシュボードはライダーに有益な特別な情報を表示することのみが目的ではなく、車体のセンサーやアクチュエーターに接続されています。 ラインに接続したユニットが制御し受信した情報を交信します。 サービスディスプレイには、車体のエレクトリカルシステムの不具合警告も表示されます。
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ハンズフリーは、従来のように始動時にキーを挿入せずにエンジンを始動させることができます。 点火が容易に、そして迅速になります。 さらに、盗難防止にも大いに役立ちます。
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ECUはエンジン機能を管理し、ライドバイワイヤーをも制御します。 この装置は、セントラルコントロールユニットによって制御されたエレクトリカルアクチュエーターの作用でスロットル機能を調整します。 セントラルコントロールユニットは、ガスグリップに接続したポテンシオメーターを通して、"トルクリクエスト"信号を受け取ります。 ECU内部には、3種類のスロットルオープン読み取り装置が内蔵されており、それぞれ異なる最大出力値、エンジン速度に応じたトルクの状態を維持することができます。
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エレクトロニックサスペンションは、従来のレギュレーターを使用せず、エレクトリカルアクチュエーターを通してサスペンションを調整します。 この調整は受動タイプで、要するに車体作動中は自動的な調整をおこないません。
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ダッシュボードのようなBBSは、車体のアクチュエーター及びセンサーに接続されています。 ラインに接続したユニットが制御し受信した情報を交信します。 さらにもう一つの重要な働き、オンボードコンピューターが特殊な不具合から得たすべてのエラー収集をおこないます。 BBSに内蔵されているソフトウェアはDTC機能を備え、加速時のタイヤのスリップを防ぐためのエンジン出力を調節します。 BBS交換の際、車体にエレクトロニカルサスペンション及びヒートグリップがある場合、DDSと共にBBSの初期設定をする必要があります。
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ABSは緊急ブレーキの際にホイールがブロックするのを防ぎます。 不具合診断は独立して行われます。すなわち、ABSコントロールユニットがDDSに接続した特殊診断プラグを持っています。
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車体の分散システムは多くのセンサーを必要とせず、エレクトリカルシステムを大幅に簡素化します(いくつかのセンサーからの情報は共有され、従って、それらのセンサーはそれぞれのオンボードコンピューターごとに装備する必要がなくなります)。
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それぞれのオンボードコンピューターはネットワークに接続している他のコンピューターから受信する情報により、複雑な機能制御をおこなうことができます。
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DEVICE ECU ECUハブ(エンジンコントロールユニット)がネットワークから識別されていない、又は、ネットワークとコミュニケーションをとっていません。 この場合、DDSはECU作動診断に関する以下の警告を表示することがあります。 ECU counter, ECU no frame, ECU not compatible
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DEVICE Dashboard ダッシュボードハブ(インストルメントパネル)がネットワークから識別されていない、又は、ネットワークとコミュニケーションをとっていません。 この場合、DDSはダッシュボード作動診断に関する以下の警告を表示することがあります。 Dashboard counter, Dashboard no frame, Dashboard not compatible
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DEVICE Hands free ハンズフリーハブ(キーなし始動システム)がネットワークから識別されていない、又は、ネットワークとコミュニケーションをとっていません。 この場合、DDSはハンズフリー作動診断に関する以下の警告を表示することがあります。 Hand free counter, Hands free no frame, Hands free not compatible
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DEVICEエレクトロニックサスペンションハブ(受動電子制御サスペンション)がネットワークから識別されていない、又は、ネットワークとコミュニケーションをとっていません。 この場合、DDSはサスペンション作動診断に関する以下の警告を表示することがあります。 Suspension counter, Suspension no frame, Suspension not compatible
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DEVICE BBS/DTC このメッセージはエンジンコントロールユニットからインストルメントパネルに送信され、BBSがネットワークから識別されていない、又は、ネットワークとコミュニケーションをとっていないことを示しています。 この場合、DDSはBBS/DTC作動診断に関する以下の警告を表示することがあります。 BBS/DTC counter, BBS/DTC no frame
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Device SW compatibility error-UNKNOWN DEVICE BBSが接続しているネットワークから識別されていません。
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1 - 2 リアホイールの高スリップをを可能にし(DTCは車体トルクに対して限定的な介入をおこないます)、カントリーロードで運転する際に使用されます エンデューロドライブ
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8 リアホイールのスリップを大幅に制限し(DTCは車体トルクに対して顕著な介入をおこないます)、濡れたアスファルトに使用されます。 レインドライブ
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フロントコンプレッション
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フロントコンプレッション
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フロントコンプレッション
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フロントコンプレッション
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SBKモデルに使用されている物に比べ、ローターの回転中の各相から発生される正弦波電圧の周波数が高いのが特徴です。 この理由からムルティストラーダ1200に使用されるオルタネーターはhigh - frequencyと呼ばれています。 これは以下に示すことを可能にします。
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レギュレーターにオルタネーターを、そしてバッテリーにレギュレーターを接続する電気回路が完全であること(この試験をおこなうには、バッテリケーブル接続を切断し、電気接続、ケーブル、必要ならば短絡が正常であることを確認する) エンジンの電気回路のマス接続についても点検する。
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電圧レギュレーターから接続を切断されているオルタネーター("真空")、及び、エンジンスピード2500rpm相当によってT - R, T - S, R - S間でチャージされた交流電圧は、40Vから50Vの値でなければなりません。測定はエンジンが冷たい状態でおこない、オルタネーターは圧力レギュレーターから接続を切断し制御盤の電源が切れた( KEY OFF )状態でおこないます。 圧力が正常値でない場合は、オルタネーターを交換する必要があります。
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3つのターミナル(アースに対するRのレジスタンス、アースに対するTのレジスタンス、アースに対するSのレジスタンスは無限でなければならない)のそれぞれのアースに対する絶縁。 絶縁されていない場合は、オルタネーターのコイルを交換する必要があります。
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圧力レギュレーターの能力を点検するには、まずバッテリー充電の状態を確認する必要があります。 バッテリー端子の測定圧力が12.2Vから12.7Vの間ならば、バッテリー充電は完璧を考えてよいでしょう。 この測定を行うには、エンジンのエレクトリカルシステムからバッテリーの接続を切断しなければなりません。 エンジンのエレクトリカルシステムにバッテリーを再度接続した後、エンジンを始動し、3000rpmを維持する必要があります。 この状態では、バッテリー端子の測定圧力は14Vから15Vの間でなければなりません。バッテリー充電圧力が正常でない場合は、圧力レギュレーターを交換してください。
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LEDフロントディレクションインジケーター、ダッシュボードから直接制御
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白熱灯のリアディレクションインジケーター、BBSから直接制御
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白熱灯のプレートランプ、ダッシュボードから直接制御
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白熱灯のロービームライト、ダッシュボードから直接制御
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白熱灯のハイビームライト、ダッシュボードから直接制御
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LEDフロント及びリアポジションランプ、BBSから直接制御
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外部からの12V電源を利用して、テスターの機能を点検する事ができます。
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外部からの12V電源を利用して、テスターの機能を点検する事ができます。
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