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 Spare parts catalogue
重要
この章の中で太字で記載されている部分は、 本文の脇の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
フロントフォニックホイールセンサーの交換
 
フロントABSセンサー(2)コネクター(A)を主要配線から切り離します。
フロントABSセンサーケーブル(2)の位置決めタイを全て開きます。 セクション7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回しの表を参照して下さい。
固定スクリュー(1)を緩め、ホースガイド(18)からケーブルを抜き取りながら調整済みシール(3)と共にフロントABSセンサー(2)を取り外します。
取り付け作業を行う前にフロントABSセンサー(2)とそのベースの接触面に損傷がなく、汚れていないかを点検します。
所定の位置にスクリュー(1)を差し込み、新しいフロントABSセンサー(2)を取り付けます。
フロントABSセンサー(2)とフロントフォニックホイール(19)間のエアギャップをセクション7 - 7、フォニックホイールセンサーエアギャップの調整の図のように点検します。
スクリュー(1)を10 Nm ±10%のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
主要配線にコネクター(A)を接続します。
フロントABSセンサーケーブル(2)の位置決めタイを全て元の位置に戻します。 次のセクションの表を参照: セクション7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
 
 
リアフォニックホイールセンサーの交換
リアABSセンサー(5)コネクター(C)を主要配線から切り離します。
リアABSセンサーケーブル(5)の位置決めタイを全て開きます。 次のセクションの表を参照: セクション7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
リアABSセンサー(5)をリアキャリパーマウントプレート(7)上のベースから外し、固定スクリュー(1)をゆるめ、調整済みシール(3)を回収します。
新しいリアABSセンサー(5)とリアフォニックホイール(D)間のエアギャップをセクション7 - 7、フォニックホイールセンサーエアギャップの調整の図のように点検します。
スクリュー(1)を10 Nm ±10%のトルクで締め付け(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)、キャリパーマウントプレートにセンサーを固定します。
主要配線にコネクター(C)を接続します。
リアABSセンサーケーブル(5)の位置決めタイを全て元の位置に戻します。 次のセクションの表を参照: セクション7 - 6、ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
 
ABSコントロールユニットの取り外し
ホースをシリンダーおよびキャリパーから外し、フルードを抜き取ります(セクション4 -3、ブレーキオイルの抜き取り)。
固定スクリュー(16)を緩め、ABSホースカバー(4)を取り外します。
ABSコントロールユニット(6)からコネクター(A)の接続を切断し、車体から持ち上げます。
ABSコントロールユニット(6)にホース(10)(9)(8)(7)を固定している4本の専用スクリュー(17)をゆるめ、シール(11)を外します。
警告
シール(11)は取り外すたびに、新しいシール(11)と交換します。
ABSコントロールユニット(6)を取り外します。
重要
ABSコントロールユニットは開いてはいけません: 機能に問題がある場合は交換作業を行います。
参考
必要な場合は、このセクションの"ケーブル/フレキシブルホースの取り回し"の章を参照し、一つまたはそれ以上のホースを交換してください。
 
ABSコントロールユニットの取り付け
ホース(7)(8)(9)(10)は新しいシール(11)をコネクターに取り付け固定しなければなりません。
スクリュー(17)を23 Nm ±10%のトルクで締め付けます(セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク)。
車体にABSコントロールユニット(6)を取り付け、ペグ(B)をサポートブラケットのラバー(C)に挿入します。
ABSコントロールユニット(6)のコネクター(A)を接続します。
ABSホースカバー(4)を取り付け、スクリュー(16)を3.5 Nm ± 10%のトルクで締め付けます。( セクション3 - 3、フレーム締め付けトルク) 特にオルタネーターと燃料タンクの下にあるケーブルをつぶさないよう十分に注意してください。
 
システムの補充に関しては、ホースが接続されているシリンダーまたはキャリパーのフルードの交換作業に関する記載に従ってください(セクション4 - 3、ブレーキオイルの補充)。
重要
ABS油圧コントロールユニットを交換する場合、ABSは補充された状態でセカンダリー回路で供給されます。 コントロールユニットの取り付け、回路の補充、抜き取りは従来の回路と同じように行います。
 
ケーブル/フレキシブルホースの取り回し
ABSシステムのすべての配線の取り回しは、最小の寸法になるよう最適化されています。
また、車両使用中、ケーブルに損傷や機能異常をもたらすような部品と接触しないように設計されています。
 
 
 
 A
 
 B
 C
 
 
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